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料理一徹の職人が、未来を見据えて経営に身を投じました。
ベアーズコーポレーション独立六人目は、「ふくの鳥春日店」の鈴木伸幸さん。
開店からひと月という、独立したての鈴木さんに、経営について、お店についてのお話しを伺いました。

(インタビュー:グレートマウンテン)
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独立と経営

■ベアーズコーポレーションに入社したきっかけを教えてください。

もちろん独立制度があったからです。はじめから独立が目的でした。

ベアーズコーポレーションには4年間在籍しましたが、それ以前はずっと板前をやってきました。長いこと調理場に身を置いてきて、ある日ふと、そのまま続けていった先の自分が想像できてしまったのです。それは自分にとっては、必ずしも良いものではありませんでした。

それからだんだんと「自分の店を持ちたい」と考えるようになってきました。経営の勉強なども少しずつするようになってきた時に、ベアーズコーポレーションという会社に出会い、独立制度があるということで入社を決意しました。

■独立するにあたって、経営について会社から教えてもらうことはあるのですか?

ほとんどないですね。

基本的な知識を教えてくれたり、会計士さんが開いてくれる勉強会はありますが、実践については、在籍時の店長の経験をどう活かすか、というところにかかってきます。

経営とひと口に言っても、100人いれば100通りのやり方・考え方があります。どの方法が正しくてどれが間違っているということはありません。今の時代にたまたま合っているから成功している方法も、もしかしたら数年先にはうまく行かないかもしれない。正しいか正しくないか、ということではなく、合うか合わないか、ということですね。

厳しい時でも自分のやり方を守って堪えていき、それが花開く時を待つ、というのもひとつの考え方だと思います。

ですが、もし自分がその時点で数字を出さなければならないポジションにいる場合は、合うとか合わないというレベルではないところでどうするかを考えなければなりません。

ですから、経営のやり方や現場での態度といったことは、その店のコンセプトをどこに置くのかということで変わってくるものなのではないでしょうか。